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紫外線強度計を使ってみた

日除け、パラソル

最も紫外線の強い時間帯

それは10時〜15時だと言われます。一日の紫外線の約半分がこの時間帯に降るそうです。 時間帯ごとの紫外線量の変化を実際に調べるべく紫外線強度計を購入、検証しました。

紫外線強度計とは

紫外線強度計

紫外線測定器やUVチェッカーなどとも呼ばれています。 電源を入れると受光部で紫外線を感知し、数値が画面に表示されます。単位はμW(mW)/cm2。 1平方センチメートルあたりの紫外線量をマイクロワット(ミリワット)で表しています。

今回使用したのは『マザーツール ポケットサイズ紫外線強度計SP-82UV』

選んだポイントは、”測定波長”の広さです。UV-Bの波長域が280〜315nm、UV-Aは315〜400nm。 他社の製品の測定波長が大体290〜390nmなのに対しこの製品では250〜390nmとなっており、 UV-B領域を完全にカバーできています。価格も割安なのでおすすめです。

一日の紫外線量の変化

計測日は2020年11月17日。天候は晴れ。幸い太陽が雲に隠れることはありませんでした。

日陰でも直射日光の50%を被曝するとされるのも併せて検証しています。

※計測方法(受光部に光を直接当てた。日陰では散乱光を取った。)

8時48分
日向 1045mW/cm2
日陰 318mW/cm2
およそ3分の1
10時30分
日向 1879mW/cm2
日陰 363mW/cm2
5分の1?
11時54分
日向 2.1μW/cm2
日陰 525mW/cm2
単位が変化!
14時13分
日向 942mW/cm2
日陰 282mW/cm2
9時≒14時
15時14分
日向 282mW/cm2
日陰 127mW/cm2
1h前の日陰…
16時16分
日向 計測できず
日陰 30mW/cm2
ビルが邪魔で

まとめ

11月としては紫外線の強い日だったと言えるかもしれません。10月初旬の観測値と変わらない結果でした。

日向と日陰の差が一定でないのは、観測地点の違いや日陰の広さ、受光部を向ける方向のなどの影響でしょうか。

紫外線量の平均を出すと日陰は日向のおよそ25%です。一般に言われている50%よりも少ないという結果になりました。

時間帯ごとに見ていけば、観測開始の9時時点ですでにかなりの紫外線。10時をこえると危険域。15時過ぎてようやく落ち着きます。

紫外線は体内時計の調整(セロトニン)や免疫強化(ビタミンD)のメリットもありますが、 安全に浴びたいなら朝は7時まで夕方は16時からと決めておくのがおすすめです。